こんにちは、シードコンサルティングの岡田です。
連載中のリフォーム産業新聞社様の記事からアップしますね。
このテーマでの引き合いが増えてきていますので、ますます今後注目の解決策です。
これまで筆者は数百の建設業社長と関わり、経営上の課題をお聞きする中、最もよく聞くテーマは人手不足に関することです。
人材採用費がかかるが、思ったように採用ができない、または採用してもすぐに辞めていくといった悲鳴のような悩みを聞くたびに、解決先を模索してきました。
今日はこの業界の課題である人材不足についてM&Aを活用して解決する方法についてお伝えします。
最近の話ですが、とある職人会社の社長から財務上の問題で相談を受けました。
銀行融資も取れない状況で、このままで倒産しかないようなかなり厳しい状況でした。
幸いこの会社の実態を見ると優秀な技術者、職人さんを6名ほど抱えていましたので、その人材を欲しいという会社が多くあることに気づきました。
特に人手不足が厳しい業種でしたので、弊社の方で複数の引受先を探し、アプローチしたところ、その業界の大手企業が手を上げてくれました。ちょうどその会社は人手不足で悩んでおり、どうしてもその人材を欲しいと思われたようです。
条件面など整理して、最終的には社長も含め社員まるごと引き受けてもらうスキームが取れたのです。
倒産寸前で厳しかった会社から、業界大手企業のグループ社員となり、実際社員の年収も上がり、皆にとってハッピーな展開となりました。
ここでのポイントは、財務上や事業承継の問題等で、会社を売るという決断をする社長が今後も多く出てきます。
その会社の内容を精査し、特に人材面に目を向ければ、資格者や長年の技術者、職人社員がいるものです。
採用に多くのお金を払って取れないことを考えれば、M&Aで会社事買ってしまうことは合理的な方法です。
売手からしても倒産、廃業で社員を路頭に迷わせるより、大手企業のグループに入れ、安定した働き場が得られることは良い選択肢となります。
M&Aを人材不足の解決手段の視点をもって取り組むなら、大きなチャンスがあると感じています。
PS この度の人手不足解決と職人採用をテーマに10月9日に特別なセミナーを開催します。
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