こんにちは、シードコンサルティングの岡田聡です。
約一年間準備してきた企画で、先週17日、18日と建設業特化型スモールM&A基礎講座を行いました。
このような経営者対象の業界特化型のM&A講座は前例があまりなく、関心度も高く4回のセッションともすべて満席となり40名以上の経営者の方に参加いただきました。
初日はつながりバンクの齋藤社長に講座をしていただき、スモールM&Aの実際や可能性について理解していただけたと思います。
内容としては、M&Aは大きな企業だけが行う戦略ではなく、今後は中小零細ベンチャー企業が活用する時代になること、そして建設業界を取り巻く課題を見るたびに、M&Aという方法は必須になるという事です。
業界大手はすでにM&Aを活用し事業領域を拡げてきています。
大手ゼネコンが海外事業に進出しているのは当然のことながら、ハウスメーカーがゼネコンを買う、ゼネコンが建設コンサルを買う、AIベンチャーを買う、地場の不動産業者を買うなど、その意図を考えると業界リーダーが先を見て何を考え、取り組みを始めているのかがうかがえます。
これらの動きは今後中小企業にも波及してきます。
最近のトレンドとしては、人手不足がキーワードで、技術者の確保、技術ノウハウの継承、そして専門業者の内製化を理由にM&Aしています。
M&Aを考えることは、会社の出口戦略を考えることでもあり、参加者の中には終わった後に自社の売却も検討したいという声をいただきました。セミナーでは経営者が考えるべき4つの出口戦略もお伝えしています。
その他初めてM&Aで会社を買いたいと考えている経営者がとるべき戦略やプロセスについてや、実際の実例案件や事例も紹介し、新しい気づきやヒントが得られる時になったと思います。
実際案内した後から、日程が合わずこれないという方も多くおられましたので、
今回の内容をさらに改善し、次回バージョンアップした内容で時間枠も増やして追加講座を行うことに決めました。
日時は2月1日の13:30~と16:00で東京駅の会議室で行います。
詳細については以下をご覧ください
https://seed-consulting.jp/seminar/1902makiso/
2019年はスモールM&Aが加速する年です。
今のうちに備えて取り組んでいきたいと思います。